春はダニの季節。そこへ重大事実。天日干しに効果ナシ!? では、本当に効果的なアレルギー対策は?
お布団をむしばむダニ、どうやって退治する?
季節は春。
降り注ぐ暖かな陽気は、私たちを含め動植物の活動を活発にします。
でも、それはいいことばかりとは限りません。
みなさんのお布団に潜む厄介な”アイツら”だって、暗躍しはじめるからです。
そうです、今回は”ダニ”のお話です。
ダニに困らせられるのは、梅雨や夏だけではありません。
春の段階からすでにダニは増殖の準備をはじめており、虎視眈々とあなたのお布団占拠計画をすすめているわけです。
それにストップをかけられなければ、お布団がダニまみれになるのも時間の問題です。
「ウチはだいじょうぶ。お布団は頻繁に干してるから」
そう思われたアナタ、”要注意”です!
結論からもうしあげますと、”ダニに天日干しは無意味”なのです。
では、どうやってお布団をダニから守ればいいのでしょう!?
それについて、日経新聞のweb上に興味深い実験結果がありました。
これをまじえて、説明を加えていきましょう。
天日干しは無意味!? いままでのダニ対策じゃ、ダニは対策できません。
お布団からダニを除こうと思えば、みなさんはまずはじめに”天日干し”をお考えになるのでは?
けれどその天日干し、ダニに対してはほとんど無意味であることが認知されはじめています。
お布団を天日干ししたとしても、ダニは生き物でありますから、日の当たっている面から影になっている裏面へと逃げてしまいます。
裏返しても、それは同じこと。直射日光の温度なんて大したことないので、お好み焼きを鉄板の上で焼くようにはいかないのです。
日経新聞が行った調査でも、4時間の天日干しの前後でダニによる布団への汚染量には”変化がみられません”でした。
「55度超の温度で20分間加熱しないとダニは死なない」ため、ダニにとっては天日干しなど、文字通りの日光浴くらいにしかならないわけです。
布団たたきは、無意味どころか”逆効果”!? 布団たたき後には”あるコト”をしなきゃいけません。
「天日干しだけじゃダメなのは当たり前。布団をちゃんとたたかなきゃ!」
そうお思いになった方もいらっしゃるはず。
でも残念ながら、それをやっちゃあ、もっといけません。
日経新聞の調査では、天日干しをしたあと布団をたたいてみても”汚染量の変化がなかった”うえ、ダニの糞や死骸がお布団の表面に出てきてしまい、肌に触れたり吸い込んだりしやすい状況になってしまうのです。
そんなお布団の上で寝てしまうことは、アレルギーを悪化させ、もしくは引き起こす原因となります。
気管支ぜんそく・アレルギー性結膜炎・アレルギー性鼻炎・アトピー性皮膚炎など、ダニが引き起こす病気はたくさんあります。
小児ぜんそくの8~9割ほどの原因が、ダニであるとの調査結果もあります。
ご自身やご家族を、そういった心配とは無縁にすることができるのならば、すこしの手間がかかってもダニ駆除はやるべきではないでしょうか。
ダニは”掃除機”で吸っちゃいましょう! でも、まだ完ペキとは言いがたいのです……。
布団たたきをして表面にあらわれた憎っくきダニは、”掃除機”で吸ってしまいましょう。
ちょっと短絡的ではありますが、これ、なかなか効果があるようです。
例によって、日経新聞の調査を参照してみましょう。
「天日干しをして布団をたたき、掃除機を5分間かける」という方法で検査したところ、ナントナントお布団へのダニの汚染量が”かなりの割合で低下”したようなのです。
つまり、布団たたきはそれ単独では逆効果ではあるけれども、掃除機の吸引と合わせれば、かなりの威力を発揮するというわけですね。
ダニを退治する手段のひとつとして、
日経新聞は、「週一回、1平方メートルあたり20秒ほど掃除機をかけることが目安」としています。
もっともっと安心するために。アットデアのクリーニング。
だけど掃除機をかけるだけじゃ、ダニ対策としてとうてい充分とはいえません。
一般的に、一枚のお布団に棲み付くダニの数は”40万匹”とも”100万匹”ともいわれています。
また、日経新聞の記事上でも「ダニが卵からかえり、成虫になって産卵するまでに5週間前後。卵が残ればアレルゲンは増える」との記述があります。
つまり、いくら掃除機でダニを吸い込んでみたところで、その効果は、埃まみれの液晶画面を指で拭う程度のモノでしかありません。その上5週間というハイスピードで卵を産み、それが孵ってまた5週間で卵を産み……という具合で、掃除機で多少吸われようともダニは物ともせず、正に”いたちごっこ”がつづくのです。
お布団からダニを除去するもっとも効果的な方法は、”丸洗い”であるとアットデアは考えます。
みなさんのお布団に大量の水を染み込ませ、それをひとつひとつ手作業で洗い、専用の脱水機に掛けて、その後清潔な環境で高温乾燥させ、仕上げの乾燥機に掛けます。
洗いの段階で、ダニやその死骸・糞を”90%以上”除去することが可能です。
また、前述のとおり55度の温度まで耐えるダニであっても、アットデアの”高温乾燥(70度)”によって跡形もなく死滅します。残った死骸も、仕上げの乾燥機によってすべて吸引しますので、お布団には残りません。
それでもご不安であれば、向こう約1年の間ダニの繁殖を防ぐ”防ダニ加工”を施すことによって更なる安心を得ることができます。
清潔なお布団で眠ることは、身体はもちろん精神衛生上もたいへん良い影響をもたらします。
春の夜に、嫌な気分は似合いません。すっきりと寝起きしたいものですね。
いつものお布団と、アットデアのクリーニングで清潔になったお布団。違いは、一目瞭然。
是非一度、その違いをご体感ください。
クリーニングの詳細は、弊社HPへ。
料金の詳細は、コチラ。
参考:日本経済新聞 暮らしの知恵
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO78519080X11C14A0W02001/
【関連記事】
→ダニアレルギーを防ぐ!布団クリーニングでダニを徹底駆除できる?
・布団クリーニングとコインランドリー、どっちがお得?
・正しい布団クリーニング業者の選び方
など、布団クリーニングのさまざまな疑問に答える「布団クリーニングの疑問」コーナーをご用意しております。合わせてご覧ください。