布団クリーニングの工程
デア布団工場に布団が到着
お客様のご都合に合わせて、集荷に伺った布団がデア布団工場に到着です。
デア布団工場はISO9001(国際標準規格が認定した品質マネジメントシステム関係の国際規格)を取得しているので 安心安全です。
また、地球環境を考え環境に優しい洗剤を使用したり、二酸化炭素の排出を抑えたりと様々な活動をしています。
まずはしっかりと検品
まずは布団の検品、1枚1枚布団を丁寧に検品。
布団の種類、シミ、汚れの度合い、生地の疲労度、中綿の具合などを見て、 布団のクリーニング方法を、洗浄担当の部門に伝えます。
デアの布団クリーニングは分別方式。汚れ具合で布団を分け、汚れた布団とは一緒にクリーニングしません。ふとんクリーニングのプロたちは小さな汚れやシミも見逃しません。
大きな布団を1枚1枚、丁寧に手洗いしていきます
羽毛布団、こたつ布団、マットレスなどの布団を手洗い。天然石けんとEM菌溶剤を流しながら、表面の生地の汚れをていねいに落とします。
布団には汗や唾液以外にも様々なシミが付着しています。
布団の繊細な表地(側)を痛めず、中綿がよじれない、最も優れた方法です。
布団クリーニングで使用する石けんは即効的に汚れを落とし、EM菌は黄ばみやシミ、においを分解、ダブル効果で布団をキレイにします。
羊毛、綿(和)布団など、キルティング加工のない布団は洗濯機に入れると中綿がよれてしまいます。 布団にEM菌溶剤を流しながら、天然石けんで汚れを落としていきます。
ふとんにしみこんだEM菌は汗や汚れをきれいに落とすことができ、抗酸化作用が強いため、難しいシミも落ちやすいのです。消臭効果が高いので、ペットのおしっこの臭いもよく取れます。
きめ細やかなシミ抜き作業
検品の工程で染みや激しい汚れなどがある布団は分別され、シミのある布団は染み抜き工程に入ります。
布団、羽毛布団、毛布、マットレスには汗や唾液以外にも様々なシミが付着しています。
他にもこたつ布団や座布団には食べ汚しのシミが、ベビーふとんにはミルクのシミがよく見られます。
食べ汚しや飲料、嘔吐・血液など様々なシミに直接作業を施して落とします。
酸化してしまったシミも、抗酸化作用のあるEM菌が効果を発揮するのです。
ジェット水流洗浄機
布団クリーニングで使用する水流脱水マシンはふとんの中にジェット水流を浸透させながら脱水します。遠心力で外側に張り付いたふとんの中を、 猛スピードで大量の水が突き抜けていくことで、ふとんのよれもなく、汚れがとれる仕組みです。 またゆすぎも完璧に行えます。
布団の中綿の芯(シン)まできれいになる秘密はここにあるのです。
布団クリーニングの専門工場でも洗うことの出来ない真綿やシルクのふとんが洗える理由が、 石けんとEM菌による手洗いとこのジェット水流方式の丸洗いにあります。
この段階で、ダニやその死骸・糞の90%以上を洗い流すことができます。 ダニは天日に干すとある程度死にますが、糞や死骸が布団に残ります。それらもジェット水流で洗い流します。
清潔なヒノキ作りの乾燥室
清潔なヒノキ作りの乾燥室で約2時間、ふとんの素材に合わせて70度~120度の温度で乾燥させます。
ふとんのクリーニングでわずかに生き残ったダニも、ここで死滅させることが出来ます。
デアの布団クリーニングで、主な乾燥にタンブラー乾燥機を使用しないのには理由があります。
湿った布団をそのままタンブラー乾燥機で回すと、中綿のよじれが出たり、堅くなったりしてしまいます。
そこで静かに吊るして干すことでそれらの問題を解消し、さらに仕上げ乾燥の段階で布団を縦回転させながら中綿の隅々まで熱風を吹き込むことで、ふわふわにほぐします。
ふかふか布団の完成
ほとんどの布団は、洗う前と後で布団の厚みが大きく変わっています。ふかふかで安心安全のお布団の完成です。
クリーニングのデアふとん工場では、羽毛布団、毛布、こたつ布団の他にも、マットレス、ベッドパッド、枕、電気毛布、ムアツ、ムートン、ファートンなど寝具のクリーニングを行っています。
発送のご案内
オペレーターがメール・お電話で発送のご案内をいたします。後はお布団の到着をお待ちください。